カナダ産木材

生き延びるための競争社会で育った木には、木の目がびっしりと締まっています。
カナダは日照時間が少なく、昼でも暗く深い針葉樹林の中で日照を得るために高く育ちます。
その日照時間のため、木自体の成長は当然遅く、時間をかけて高く高く成長する木には数え切れないほどの年輪が刻まれています。その層は大変薄く、強度が増すのです。 日本においては夏から冬にかけて充分な日照が木々に行き渡ります。それゆえ成長は早く、年輪の層は太く、比較的柔らかい木に成長します。 そのため、カナダ産と日本産を同じ厚みにして強度を図ったところ、カナダ産の方が強度が優れています。
牧瀬工務店ではカナダ産木材を住宅の基礎となる躯体材料・床材で使用し、さらに強度を上げるため1階床合板は28mmを使用した上に19㎜の無垢フローリングを貼り、 頑丈で安全な家づくりを目指しています。

厳選床材

無垢材のフローリング一般的にフローリングと呼ばれる物の中では、

１．本来｢木｣と呼ばれるべき天然のまま木材が使われている｢無垢材（むくざい）｣
２．合板と呼ばれる板材を重ね、表面だけに0.2ミリ～1.0ミリ程度の薄い木を貼って仕上げた複合フローリング
３．表面に木目を印刷したもの

などがあり、ごく一般的なフローリングとして使われているのは複合フローリングです。接着剤が多く含まれ、シックハウス（病気の家）の原因でもある化学物質の揮発の可能性が高くなります。
無垢材が他と決定的に違うのは｢健康促進効果｣を持っている、ということです。例えば癒し・アロマテラピーのような心地良い気分をもたらす効果があります。これは、木の香りに含まれる「フィトンチッド」という自然成分に、抗菌・殺菌・鎮痛などの作用が含まれ、心身をリフレッシュ＆リラックスさせる効能が無垢の自然素材にあるからです。 自然素材の無垢の木は鉄の約265倍もの断熱効果があります。真夏の直射日光を浴びた車のボンネットをご想像ください。鉄板は目玉焼きが作れそうなほど熱されている物ですが、これが木の板の場合、直射日光を浴び続けてもこれほど熱くはなりません。そのおかげで、体から熱を奪われにくいので冬でも素足でいられるのです

無垢材の材質についてもオーク材・ポンデローサパイン材・ボルドーパイン材など豊富なラインナップがございます。
また、床材では年輪が表面に出て木目の美しい浮造（うづくり）加工仕上げをおこない、夏場に素足で歩いてもベタづかず、 優しい肌触りで快適な空間づくりにつながります。
牧瀬工務店ではご予算と住まうひとに応じてひとつひとつご提案させて頂いております。

ガデリウス 24時間換気システム

スウェーデン製で低コストの優れたシステムです。フィルターも2重構造でPM2.5・黄砂・花粉の侵入をカットします。
換気システム先進国であるスウェーデンから来たフレクト社の24時間換気システムは、室内に最適な空気の流れを作り、結露・ダニ・カビによるアレルギー、臭い、シックハウス症候群の原因物質などから住む人の健康を守り、快適な生活を可能にします。
２４時間換気システムは住宅の広さに応じて必要な換気量を調整します。

換気量が多すぎれば空気は澄みますが冷暖房の効果が薄れて非経済的ですし、換気量が少なすぎれば冷暖房の効果は保たれますが空気はよどみます。必要な換気量は確保しつつ、冷暖房の効果を逃さない省エネ設計になっています。

日本製漆喰

漆喰とは、消石灰に麻や藁（わら）の繊維または川砂などを加えて、海藻を原料とする糊で練り上げたものです。ヨーロッパなどでは、何百年も前から使われ続けられている素材です。きれいな白色が基本ですが、顔料を加えて様々な色合いを出すことも可能です。

漆喰を塗った壁微細な多孔質の素材であるため、優れた吸湿・放湿性があります。空間の湿度を適度に調節することで結露を防止し、建物の耐久性を維持します。また、湿度の高い夏は湿気を吸い込み、乾燥した冬には湿気を放出し、居心地の良い室内環境をつくります。
また漆喰は強アルカリ性のため、有機物を分解する殺菌機能があります。主成分の消石灰の作用により、細菌の生育・増殖を抑え、カビやダニの発生を防止します。近年、鳥インフルエンザの際に、殺菌のためにまかれたのも漆喰と同じ石灰です。シックハウスの原因といわれるホルムアルデヒドやVOC揮発性有機化合物（トルエン、キシレン等）も吸着し分解します。

日本では古くから姫路城にも使われている漆喰壁。住まうひとを守る高品質の日本製漆喰を、牧瀬工務店ではおすすめしています！

高機能断熱材アイシネン

漆喰を塗った壁牧瀬工務店ではアイシネン断熱材による施工を標準採用しております。何年経っても躯体材から剥がれたり縮んだりしない優れた性能で、熱損失もかなり低く抑えられます。

●屋根・壁・床への施工で「高気密・高断熱」の高機能住宅へ
●気密断熱で「省エネ・節電」「快適化」「健康・安心」など・・・多彩なメリット
●夏涼しく、冬温かい、四季の気候変化に応じて快適な住まい心地を実現
●住まいのグレードを向上させ、建物全体の機能を末永く維持できます
新築施工であれば、壁材や床材を取り除く前工事の必要がなく、アイシネンの施工は2～3日で完了。
他の工事や全体の建築日程にもほとんど影響を与えません。(アイシネン公式サイトより)

アイシネン公式サイト

アルゴンガス入りLow-E複層ガラス

断熱性能を向上させたガラスをペアガラスにして、中間層（空気層）にアルゴンガスを入れた「Low-Eアルゴンガス入りガラス」。通常のペアガラスの中間層（空気層）の中には乾燥空気が入っています。
アルゴンガスは、乾燥空気に比べ1.5倍も熱を伝えにくく、かつ安全な気体と言われています。空気中にも存在する気体で、空気中では二酸化炭素よりも多く存在しているほどの気体です。つまり、万が一ペアガラスから漏れても特に問題ないと言える気体です。
Low-Eペアガラスだけでも十分な断熱性能を持っているのですが、中間層にアルゴンガスを入れることにより更に断熱性能が高められます。

この素材の5つのポイント

1. 断熱：断熱性に優れています。その性能は一般ガラスと比べて約3倍になります。
2. 結露：-24℃まで結露を抑制　高断熱性のため、一般ガラスの結露発生温度4℃に比べ、アルゴンガス入りガラスは-23℃。その差は28℃にもなります。また、結露を防止するため、ダニ・カビ・ハウスダスト発生の抑制にもつながります。
3. 遮熱：夏の遮熱性は一般ガラスの約2倍。アルゴンガス入りガラスなら日射熱を大幅にカットし、夏場の部屋のモワッと感も抑えられ、冷房の効きも早く快適になります。
4. 紫外線カット：約81％をカット。インテリアの色あせ、人体の肌への影響を及ぼす紫外線。アルゴンガス入りガラスは紫外線を大幅にカットし、住まいと人に優しいガラスです。
5. 省エネ：年間冷暖房費を２２％削減。断熱性能に優れているため、無駄なエネルギー消費を抑え、年間22％も冷暖房費用を節約できます。

ツーバイフォー住宅工法

牧瀬工務店では一般住宅において2×4工法を採用しております。家を線ではなく、面で支えるので耐久性があり長持ちする住宅です。更に耐火性も高く、もし万が一の火災の時でも安心です。ツーバイフォー住宅はあの阪神・淡路大震災にも全壊はゼロでした。サッシはエクセルシャノン製。

一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会